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晴 のち

横浜グッズものがたり

●国境も時空も超えて生き続けるアート

●社会を明るく照らすチカラ

●消えゆく童謡を、伝え続けるグッズ

●業平、新西蘭、南阿弗利加、なんて読む?

●青だけで表現するYOKOHAMA

●あけてビックリ、TeaならぬTee!

●今日もどこかで「ようこそヨコハマへ!」

●青い斑点は、元気のしるし!

●ひら ひら キラ キラ わく わく

●大風呂敷を広げる。

●「お荷物」じゃないよ。

●和か?洋か?

●晴 のち 霰

●すばらシー!

●失敗は「石鹼」の母なり。

●Beeeeeeeeee……rいろいろ。

 あ、ら、れ、の3文字を、コピーライターの頭のなかで、マージャン牌のようにガチャガチャとかき回し、並べてみたら「あら!あれ!」となった。女性形の感嘆詞が2つ重なって、いかにもうまそうなおどろき。これを商品のネーミングとした。
 あられは、餅をサイの目などに細かく切って干したあと、焼いたり、ったり、揚げたりして味を付けたもので、江戸の文政期ころ(1818~29年)しょう油の普及とともに商品化された。
 意外や!文明開化、舶来上等の横浜で、明治の中ごろから時流にくみせず、せんべいを焼く専門店があった。そんな流れをくむ美濃屋とコラボした「あら!あれ!」は、もち米100%で、濃口のしっかりした味付け。
黒地に白字のキャラメル箱もなかなか。帰りの観光バスなどで、ビールのおつまみかなにかに開いたとき、揺れてもこぼれにくい気くばりがみられる。
 ところで、あられの代表格、柿ピー発祥の地が帝国ホテルだと聞けばちょっとおどろき!戦後ホテルがGHQに接収されていた当時、メインバーで出していたピーナッツのコストがかさむので、支配人たちの話しあいで柿の種をまぜることにしたのが内幕。現在は新潟産の柿の種と茨城産のピーナッツを、1斗缶を使って7対3の割合で混ぜあわせているそうだ。(村松友視「帝国ホテルの不思議」より)__文:蟻田 善造 ARITA zenzo ARITA zenzo
あら!あれ!横浜あら!あれ!
海苔を散らせた「花」、ゴマを練りこんだ「」、
黒こしょうをまぶした「」、
3種各70g 各¥388 他にセットもあります。


商品は下記オンラインショップにてお求めいただけます。
madeinyokohama