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「お荷物」じゃないよ。

横浜グッズものがたり

●国境も時空も超えて生き続けるアート

●社会を明るく照らすチカラ

●消えゆく童謡を、伝え続けるグッズ

●業平、新西蘭、南阿弗利加、なんて読む?

●青だけで表現するYOKOHAMA

●あけてビックリ、TeaならぬTee!

●今日もどこかで「ようこそヨコハマへ!」

●青い斑点は、元気のしるし!

●ひら ひら キラ キラ わく わく

●大風呂敷を広げる。

●「お荷物」じゃないよ。

●和か?洋か?

●晴 のち 霰

●すばらシー!

●失敗は「石鹼」の母なり。

●Beeeeeeeeee……rいろいろ。

 「鈴木さん、お荷物ですよ。」
 「ハーイ!」と受けとる段ボール箱を、このガムテープで目張りしてあると思わずニッコリ。送った人と受けとった人、ふたりの距離が急接近! 赤い靴の女の子やブルーダルなどのキャラが登場して、絵巻物のようにおもしろストーリーをくりひろげる。これは、無機質な「荷物」を、あたたかい「気持」に切り替えてくれるコミュニケーション・ツールなのだ。
 このガムテープがざっくばらんなケ(日常性)のツールだとしたら、ちょっとおすましなリボンはハレ(非日常性)のシンボルか。
 リボンは古く古代ギリシャ、ローマ時代から用いられた。ルイ王朝時代には、男女の別なく頭髪や衣服を飾るファッションとして盛んにもてはやされた。この国には明治以降に伝えられた。夏目漱石の『三四郎』でも、「三四郎の頭の中に、女の結んでいたリボンの色が映った。」とある。そしていつしか、のしがみの西洋版として、デパートなどのギフト包装にも使われるようになった。
 リボンにしろ、イラスト入りテープにしろ、自分の気持ちを精一杯つたえようとするコミュニケーションにほかならない。
 とくにこのテープは、メール以上に雄弁だ。箱の目張りという機能性だけにとらわれず、もっと自分だけのクリエーテイヴな使い道、遊び方を考えてみよう。__文:蟻田 善造 ARITA zenzo ARITA zenzo
あら!あれ! ヨコハマ・ガムテープ
童謡「赤い靴」の楽譜や、みなとみらいの風景などを
エンドレスでプリント。
7.5cm×30m 各¥880


商品は下記オンラインショップにてお求めいただけます。
madeinyokohama