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国境も時空も超えて生き続けるアート

横浜グッズものがたり

●国境も時空も超えて生き続けるアート

●社会を明るく照らすチカラ

●消えゆく童謡を、伝え続けるグッズ

●業平、新西蘭、南阿弗利加、なんて読む?

●青だけで表現するYOKOHAMA

●あけてビックリ、TeaならぬTee!

●今日もどこかで「ようこそヨコハマへ!」

●青い斑点は、元気のしるし!

●ひら ひら キラ キラ わく わく

●大風呂敷を広げる。

●「お荷物」じゃないよ。

●和か?洋か?

●晴 のち 霰

●すばらシー!

●失敗は「石鹼」の母なり。

●Beeeeeeeeee……rいろいろ。

 1993年、横浜ランドマークタワーオープン記念に、 タワーと横浜をモチーフに制作された。
 永井一正氏は、札幌冬季オリンピックのシンボルマークをはじめ、 国内外の企業や団体のシンボルマークを数多く制作し、90を過ぎた今も第一線を走り続けるグラフィックアーティスト。海外の人たちにも幅広く人気があり、こんな楽しいエピソードがある。
 2002年のある日、ランドマークタワーの展望フロア「タワーショップ」に帰国前に立ち寄ったドイツ人の建築家夫婦がこのポスターをとても気に入り、 買って帰りたい、けれど少し高いし…と迷っていた。そのときたまたま居合わせた、ポスターの生みの親でディレクターの故 中川憲造氏のはからいで、永井氏のサインを入れてもらえることになり大喜び。後日、ドイツの事務所に飾られたポスターの写真を、わざわざ送ってくれたのだった。素晴らしいアートを通して行われた、ささやかな民間外交。
 美しいものは、言葉を超えて人々の気持ちを結びつける。そんなチカラを、このポスターは永遠に持ち続けていくことだろう。__文:田中あづさ
横浜の顔
デザイン:永井一正

ポスター:¥6,600(税込)
Tシャツ:¥4,400(税込)
ポストカード:¥165(税込)

商品は下記オンラインショップにてお求めいただけます。
madeinyokohama


永井一正 [グラフィックアーティスト]
1929年大阪生まれ。
60年日本デザインセンター創立と共に参加。
ブルノ国際グラフィックビエンナーレグランプリ、 ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ金賞、 芸術選奨文部大臣賞、毎日デザイン賞、東京ADC会員 第一回日本宣伝賞・山名賞、'89年紫綬褒章等、受賞多数。 現在、日本デザインセンター最高顧問。